
乳酸菌は高血圧にも効果がある、ということをご存知でしょうか?乳酸菌の一つで、乳酸菌エンテロコッカス フェカリスFK-23菌は、直接血管壁に働きかけ、血管を拡張させる作用があります。
高血圧は血管が狭くなってしまうことも原因の一つですから、この乳酸菌の働きは、血圧を下げる効果につながりますね。
また、乳酸菌の腸内環境を整えるという働きが、高血圧の予防や改善につながります。
腸内の善玉菌が減り悪玉菌が優勢になると、腸の働きも悪くなります。
それは、余分な中性脂肪やコレステロールを腸内で吸収し、それが血管に付着し血管が狭くなる原因となります。
乳酸菌の働きにより、悪玉菌が減り善玉菌が増えると、腸の働きもよくなり、余分な中性脂肪とコレステロールは便に吸着されて体外へと排出されます。
その結果、血管に余分な中性脂肪やコレステロールが付着することもなく、高血圧の原因も解消されるというわけです。
さらに、血管に付着して、血管を収縮させる酵素の働きを阻害する乳酸菌。
その働きによって血管を守り、血圧が高くなるのを防いでくれるのです。
このように高血圧を予防してくれる乳酸菌を増やすためにも、食物繊維をたくさん摂るようにしましょう。
また、健康な血管を作るためにも、中性脂肪やコレステロールの過剰摂取には注意する必要がありますね。