乳酸菌研究室 -効果や選び方を調べました！-

整腸作用や免疫力の向上、アンチシジングにも効果があると言われている乳酸菌ですが、体内でいつまでも生き続けるわけではありせん。
摂取した後、長くても1週間程度、短いと数時間の寿命しかないと言われている乳酸菌もあります。
週に1回ヨーグルトを食べているだけでは、乳酸菌の効果は得られないということですね。

食べ物から摂取した乳酸菌の多くは、短い寿命を終えて胃の中で死んでしまうのです。
それでは、乳酸菌を摂取してもさまざまな効果が得られないのでは？と思うかもしれませんね。
そんなことはありません。

死んでしまった乳酸菌は、悪玉菌の死骸を吸収し、体外に排出する働きがあるのです。
また、寿命が短くても、その短い時間の中で酸を作り出し、悪玉菌を抑える働きをしてくれるのです。
腸内の善玉菌を増殖させ、悪玉菌が増えるのを抑えるためには、寿命の短い乳酸菌をできるだけこまめに摂取することが必要になります。

一度にたくさん食べるよりも、毎日少しずつでも食べる方が効果的。
乳酸菌を摂ることを習慣にするといいでしょう。
また、胃酸などの影響で腸に届く乳酸菌はごくわずかだと言われています。
乳酸菌を効果的に摂取するには、胃酸の少ない食事の後などに摂るといいですよ。
忙しい毎日を過ごしている方にはサプリメントからの摂取が推奨されていますが、
小さい子供が乳酸菌を摂取する場合は食事から摂るようにしましょう。
また、食事から摂らせる際には大人の摂取量目安にそって摂らせてはいけません。
大人よりも少量ずつ摂らせましょう。