
乳酸菌にはビタミンを合成する働きがあります。
腸内で乳酸菌によって合成されるのは、ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンK、ビタミンB3、葉酸といったビタミンです。
ビタミンは肌の新陳代謝を促したり、血液を作る働き、免疫機能を正常に保つ働き、さらに骨を健康にしたり、血液を固める働き、アミノ酸の代謝を促す働き、肌や髪の毛を健康に保つなど美容だけではなく、健康においてもとても重要な栄養素です。
ビタミンが不足すると、肌荒れを起こしやすくなったり、記憶力の低下や集中力の低下、貧血やめまい、頭痛を起こしやすくなったりします。
しかし、ビタミンは破壊されやすく、食べ物からたっぷり摂るのは簡単なことではありません。
乳酸菌によって摂取することで腸内でビタミンが作られるのは、とてもうれしいことですね。
さらにビタミンCやオリゴ糖は乳酸菌のエサになるので、積極的に摂っていくといいでしょう。
また、乳酸菌を使って作る漬物には、生の野菜よりもビタミンが増えているのです。
漬物は塩分が多いので、食べ過ぎには注意しなければなりませんが、適度に摂取するのは美肌づくりになりますね。
特にキムチなどは乳酸菌が豊富で、美容にもいい効果をもたらす食材として知られていますね。